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渇いた人妻たち
第2章 身の上話
「僕の見立てでは、恋の病だね」
「そうね、きっとそうなんだわ」
「今こうしているのが治療しているのと同じなので治るかもよ」
「嬉しさのあまり益々重症になるかもよ」
「そうなった時には違った治療をしてあげるよ」
「それはどんな治療なの?」
「今は軽症だから秘密だよ、それより少し眠れば?」
「本当に眠るかもよ、でも寝顔を観られると思うと恥ずかしいわ」
「恥ずかしがらなくて良いよ僕は兄さんだろ?」
「そうね、ではお言葉に甘えさせていただきます」
征男の顔の位置から僅か五十センチ位の距離を隔てた所で、見詰め合っていた浩美は目を閉じて眠りの態勢となった。
「そうね、きっとそうなんだわ」
「今こうしているのが治療しているのと同じなので治るかもよ」
「嬉しさのあまり益々重症になるかもよ」
「そうなった時には違った治療をしてあげるよ」
「それはどんな治療なの?」
「今は軽症だから秘密だよ、それより少し眠れば?」
「本当に眠るかもよ、でも寝顔を観られると思うと恥ずかしいわ」
「恥ずかしがらなくて良いよ僕は兄さんだろ?」
「そうね、ではお言葉に甘えさせていただきます」
征男の顔の位置から僅か五十センチ位の距離を隔てた所で、見詰め合っていた浩美は目を閉じて眠りの態勢となった。