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渇いた人妻たち
第3章 不倫願望
浩美との初めてのデートの日から二週間位は二人の関係はそれまでと比べても特段の変化は無かった。彼女は何食わぬ顔をして、今まで通り征男の職場へ長く話のできる機会は無かったが毎日二度は顔を出していた、ただ征男が浩美の動向を観察しているとデートの前と後では彼女は大きく変化して、最近暑い日には洋装で現れるようになり、しかも征男の気を惹こうとしているのか胸元のボタンは、何時も上から二つ目までを開けた状態でふくよかな胸の谷間をチラつかせ、向かい合っている時には征男も自然とそれを目で犯していた、話す時の仕草にも女らしさが全身から溢れ、その眼は何かを訴えるような恋に身を焦がす女の眼となっているのをその日も征男は見逃しはしなかった。
「ご主人に[最近は駅へ行くと帰りが遅い]とか言われないの?」
「全然言われないわ、どうして?」
「別にたいした理由じゃないけど、お互いに家庭の在る身だから、用心に越した事は無いと思ってね」
「そうね家庭は大切にしながら最大限に愉しまなくてはね、ところで明日の夜私の家でカラオケをするのですが、よろしければ来てくださらない?」
「カラオケって大勢集まるの?」
「ご主人に[最近は駅へ行くと帰りが遅い]とか言われないの?」
「全然言われないわ、どうして?」
「別にたいした理由じゃないけど、お互いに家庭の在る身だから、用心に越した事は無いと思ってね」
「そうね家庭は大切にしながら最大限に愉しまなくてはね、ところで明日の夜私の家でカラオケをするのですが、よろしければ来てくださらない?」
「カラオケって大勢集まるの?」