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渇いた人妻たち
第3章 不倫願望
丁度その時、歌っていた浩美の歌が終わりとなり、二人は激しく抱き合った身体を離さざるを得なくなり、仕方なく征男は男性自身が張裂けそうな位になっているのを他人の眼から隠すために、腰を引き気味にして元の場所に戻ったが、次の歌が消防署に勤める夫を持つ梨花のリクエスト曲となり、イントロが始まると直ぐに浩美がやって来た、
「今度は私とお願いできますか?」
「いいですよ、どうぞよろしく」
征男は内心この時を待っていましたと大喜びをしていたのだが、それを表面には出す事無く平静な顔を装い、ワンコーラスはごく普通に組んで踊っていた。
その時の二人は、目を潤ませ、お互いに見詰め合ったままで言葉は無く、征男は昨夜浩美に、出来れば薄地の衣服にしてくれるように頼んであったのを、彼女が実行してくれていることに満足しており、一方の浩美は、人前ではあるが征男に抱いてもらっている現実に感激していた。
ツーコーラスめに入った途端、浩美は征男と結んでいた右手を自ら振り払い、両手で征男に抱きついてきた。
「今度は私とお願いできますか?」
「いいですよ、どうぞよろしく」
征男は内心この時を待っていましたと大喜びをしていたのだが、それを表面には出す事無く平静な顔を装い、ワンコーラスはごく普通に組んで踊っていた。
その時の二人は、目を潤ませ、お互いに見詰め合ったままで言葉は無く、征男は昨夜浩美に、出来れば薄地の衣服にしてくれるように頼んであったのを、彼女が実行してくれていることに満足しており、一方の浩美は、人前ではあるが征男に抱いてもらっている現実に感激していた。
ツーコーラスめに入った途端、浩美は征男と結んでいた右手を自ら振り払い、両手で征男に抱きついてきた。