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気付かないうちに
第3章 試してみません?
「全然濡れないの。」

まさかそんなストレートな言葉が私の口から出るとは思ってなかったのだろう。
青井くんはぶっと飲んでいたチューハイを吐き出した。


「ちょっ、きたないってば」

笑いながらおしぼりを渡す。

「すみません、まさかそんなストレートな言葉が出るなんて。ちょっと動揺しちゃいました。」


「あはは、ごめんね。」

「でもそれって彼氏さんに問題があるんじゃないですか?」


「うーん、そうなのかなぁ、他の人と久しくやってないからわかんない。
でも私に問題があるのかも、不感症なのかもしれない。」

実際彼と付き合って4年。
他の人とセックスなんてもちろんしていなかったのでわからない。
彼のことは好きだし、家族のように思ってはいるが、セックスをするのだけはずっと嫌だった。
全然気持ちよくなれないし、楽しくない。最近は何かと理由をつけて断るような状況がずっと続いていた。


「恋人とのセックスが楽しくないってけっこう辛いですよね。
それが全てではないとは思いますけど、大事な部分だと僕は思います。」

いつになく真剣な様子で青井くんが言う。

「うん。私もそう思うよ。」

私もセックスは大事だと思ってる。彼とのセックスが良ければ、どんなに良いか。

「元からセックスが嫌いとかですか?」

青井くんがストレートに聞いてくる。

「ううん。どっちかっていうと好きな方だったよ。でも今の彼氏と付き合ってから好きじゃなくなった。自信なくなっちゃった。」
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