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向日葵
第10章 人妻の彼女
 「すみれは何にも聞かないのね」
ショーツ越しに私の中を弄りながら、葉月は囁いた。

 「聞いたら…嫉妬に狂う…」

 「狂って!
私はね、夫となった男に指でココを弄られたのよ。
やらしく、指を上下させて、クリを拗じられて、ハァハァと吐息を吹きかけられながらね…」

 葉月は、ショーツを一気に脱がし、大きく脚を開いた。

 「ヒクヒクしてるわ…すみれ
綺麗よね……女のココは……ピンクの膜に包まれた恥じらいの蕾。
濡れながら潤ってきて…」

 「あっ…葉月…あんまり見ないで…恥ずか…あっ!」

 葉月の唇がクリを包み、私から流れた愛液をチュチュと囀る様に啜った。

 「美味しいわ…ペニスよりずっと……舐めるならココがいい」
チュチュチュチュと啜る音が耳を刺激する。

 くすぐったいと気持ちいいが交互し、腰を捻り逃れ様とした。

 「捩らないで!
そんな抵抗は、男ならいとも簡単に止めるわ!
太い腕で掴まれた脚は身動き取れなくなる。
お構いなしに、ココに舌を這わせて下品にズルズルと音を立てながら舐めるの!

 前にすみれが話してくれた通りだった。
すみれが通って来た道を私も知る時がきたんだって。
それでも、辛くなった。
苦しくなった。
今されている事はすみれなんだと思って、目を閉じてされるがままになるしかなかったわ。
家の為、跡継ぎを産む為、これが私に課せられた宿命だから。
昔でいうなら、遊郭に売られてしまう子と根本は一緒じゃないかしら?
何不自由なく育っていも、人からは恵まれているって羨ましがられても……
 本当に欲しいモノは握りつぶされてしまう!

 私が欲しいモノは………」

 
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