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龍、人生の絆
第2章 拘束、脅迫
最後の確認メッセージにはOKまたは
キャンセルの文字があった。
「さ、ルナここからは自分で選べ。
OKかキャンセルか。
選んだほうを押します。
ただし、OKを選んだら
今回のいたずらは
全て帳消しね?良いかい?」
「それってずるーい。」
ルナは膨れながら言う。
「それから今後予約は守ってね。
それがOKを押す条件です。」
「む~!」
仕方なしなしルナは条件を飲んだ。
龍はOKボタンをタップする。
すぐさま二枚の写真は削除された。
「これで写真は消されました。
後は俺の記憶の中にしか
残っていません。」
「その記憶も体が自由になったら
物理的に削除してあげるわよ!」
ルナはほっぺたにめい一杯、
風を入れながら言う。
「お~、怖!
じゃしばらくこのままで…」
「駄目、今すぐ自由にして!」
「その選択権は
ルナにはないと思うけど…
何なら本当に
いかせてあげようか?
それとも、
本番されるのが良いかい?」
「またそれを言う…
分かったわよ。
お願いです。
ロープを解いて
自由にしてください。」
「分かった…
ルナがそこまで頼むなら解くか…」
龍は両足のロープを解いて自由にしたが
両手はそのままだ。
「手も解いてよ~。」
「手はまだ駄目。」
「なんでー?」
龍はベッドに腰掛けて両足を開いた。