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龍、人生の絆
第3章 心に住む魔物
「俺はルナを離したくない。
ルナが愛おしい。
だからルナが困っている事が
あれば力になりたい。
俺が出来るのはそれだけだ。
これでルナは借金で
苦しむ事もなくなるだろう?
そうすれば本当に笑顔で
俺と過ごしてくれるかもしれない。
ま、借金問題が片付いたら
もうこの仕事もしないか?
それも仕方ないけどね。」
「そんな事ない!!」
ルナは慌てて一部否定した。
「お金…
本当に貸して頂けるんですか?
それと今日の事は…」
「今日の事について今後
これ以上はルナには言わないよ。
ただ、俺はルナにお金を貸すだけだ。
ま、計画的ではない事は
分かったからもう言うな。」
「でも…」
「ただ、借りたお金は働いて返せよ。」
「はい…龍さん、有難う。」
「さ、風邪を引いたら
困るからさっさと下着を着けろ。」
「はい。」
ルナは下着を取り出して着け始めた。
「龍さん、後ろ向いていて…
恥ずかしい」
「ん?ルナは
着替えを見られるのが
恥ずかしいのか?」
「脱がされるのは
慣れてきたけど
自分で着替えするところを
見られるのは
物凄く恥ずかしいの…
だから後ろ向いていて!」