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龍、人生の絆
第3章 心に住む魔物

「なによ?それ?
従わないと酷い事するの?」

「酷い事はしないけど
途中で許してあげない。
ルナがどんなに頼んでも…
だから言うこと聞いてね。」

「意味わかんない。」

ルナは呆れたよう顔をして

渋々足を広げた。

今回は強引ではないので

ルナをベッドに縛り付けるのには

時間は掛からなかった。

ま、それは今日の不祥事で

ルナがほぼ全面的に

龍の言う事を聞かなければ

いけないという事も

大きいのだが…しかし、

これでルナは完全に

龍のものになったのも事実であった。

「よし、
ルナの人文字縛り、
出来上がり。
やはり良い眺めだ。」

「恥ずかしいよぅ。
龍さんそんなに見ないでよぅ。」

「恥ずかしいかい?
では今回は下着姿で
縛られている写真を…」

スマートフォンを持ち出した龍を見て

「また写真撮るし。
嫌だよぉ。
恥ずかしい…」

構わず龍はシャッターを切った。

全裸ではないが

下着姿もまた色っぽいものがある。

「さて記念撮影も終わったし…
今日のメニューは…」

「何?」

「ルナをじらし続けると
どうなるか見たいです。」

「えっ?ちょ、ちょっと、
冗談はやめてよ!」

「本気だよ。」

「嫌ぁ!!。
そんな恐ろしい事…
絶対に嫌です!」

「俺に逆らえるのかな?」

「そ、それは…」

「だろう?
じゃ大人しくしていなさい。」

「うぅ…
龍さんの…馬鹿ぁ!!」

ルナは悔しさで一杯だった。

今日の事がなければ

今頃、激しく抵抗して

そのうち許して貰えると

考えたのだろうが

今日は絶対的に

ルナが不利であった。
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