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龍、人生の絆
第1章 出会い
初出勤の日…
ルナは比較的緩やかに待機所で待っていた。
そこへ呼び出しが掛かる。
「ルナさん、経験浅い
スレンダー系の人妻という事で
お願いします。
今日のお客様は120分です。」
「幸先が良いな」
ルナは思った。
120分はこの仕事では
長い時間であり売り上げも
かなり良くなる。
もし気に入って貰えたら
又、指名を貰えるかもしれない?
そんな事を考えながら身支度を済ませ
送迎の車で指定されたホテルへ向かった。
「ピンポーン」
一階で受付のスタッフに
挨拶をして指定された部屋へ向かう。
「どんな人だろう?」
そんな期待と不安を秘めながら
ルナはチャイムを押した。
「開いてますよ。どうぞ…」
中から男の声がする。
「失礼します。」
挨拶をして中に入ると細身の中年男性が
タバコを吹かしながらこちらを見た。
一礼してソファーに座る。
名刺を差し出しながら
「ルナと申します。
よろしくお願いします」
と決まりきった挨拶を済ませ
ルールの説明を始めた。
ルールは何処も同じ様な
ものだと男は思った。