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龍、人生の絆
第4章 絶望…希望…
龍に抱かれる度に、

キスをされる度に、

乳房を揉まれ、自分が必死に守ってきた

場所に龍を受け入れた時、

ルナの傷は癒えていった。

「私…龍さんと…
結ばれている…」

あれほどいかされる事を

嫌がって抵抗していた。

でも、今は龍さんと結ばれている。

「は、あぁ~、
ルナ、いい気持ちだ。
いきそう…、ルナいくよ。
お前を俺のものに…良いね?」

「龍さん、来て!
私の中に来て!私…龍さん!」

ルナと龍はやがてこの世の幸福を

二人で全て受け入れるかのごとく

絶頂を迎えた。

その時、龍の遺伝子を持つ

子孫繁栄の子供達が

ルナの母なるゆりかごへ

一斉に旅立っていった。

「うっ!」

「あぁ~っ…」

二人は至福の時を迎えた。

ルナはこれから自分はどうなるだろう?

取り敢えず生きていく

二つの要素は何とかなった。

しかし、それ以外は全く不透明の中で

これから自分が何を

しなければならないのかが

全く分からなかった。


現に龍に対しても

いくら抱かれたからといって

今後一緒にいれる保障はどこにもないし

大体龍の事は知らない事の

方が多すぎる。

それでも今のルナには

今、この時の幸せを

噛み締める事が先決だった。





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