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第7章 睡眠姦 編 ２ー１ 優奈の憂鬱

聖杏学園の保健室で残業をしていた責任者の先生
は、スマホに着信が入っているのに気がつき、口
角を上げて笑みを浮かべた。

自身の非公開のサイトをチェックしてみると、今
日優奈が与えられたローターを、使い始めた事を
示すチェックが入っていた。

ローターからデータが送信されるようになってい
るのだ。使い出した時刻や、振動させていた時間
などが分かるようになっている。

そして優奈が保健室で寝ている間に、スマホに仕
掛けておいたアプリが、自動でその場の音声を送
つてくることになってもいた。

ただ、スマホの置いてある場所が悪かったのか、
今回は音声はうまく聞こえなかった。

まあ、音声と映像はもう１つのバイブがお楽しみ
だから・・・
責任者は余裕のある笑みを浮かべた。

それよりも・・・一週間で優奈ちゃんの身体がど
こまで開発できるのか、それと一週間後に新しい
薬でどんな反応をしてくれるのか・・・
そちらが重要だわ・・・
眠っている間の意識をうまくコントロールできれ
ば、いろいろな使い方が広がる・・・

その試験を、また優奈で週末に行うつもりだった
体育教師の前川からも催促をうけているから、
失敗はできなかった。