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聖杏学園シリーズ ー囚われの少女達ー
第8章 痴漢編 2-1
自由になった瑠璃の両手を、左右にいる別々の男が
握りしめてきた。
手を振りほどこうとする瑠璃の抵抗など無いかのよ
うに、自由に両手で握ったり、撫でたりし、さらに
愛おしそうに頬擦りまでやりだした。

イヤイヤをするしかない瑠璃の手に、湿った生暖か
い感触が伝わってきた。
男達は白く華奢な指をした瑠璃の手を、舌を使って
舐めだしたのだ。

手の甲、手の平に舌全体を押し付け、ゆっくりと舐
め這わす。
指の間を舌先で突くように刺激する。
瑠璃の身体に一瞬にして、鳥肌が立った。

「いや!!!やめてぇ!!!」

瑠璃は精一杯の声で叫んだ。
叫んだつもりだった。

しかし、その声は口の中から出ることは無く、閉じ
込められてしまう。
瑠璃の顔半分を覆ってしまう程の大きな手が、口と
鼻を塞いでしまったのだ。


「ううっ! うんん!」

周囲には小さな呻き声しか漏れなかった。

いきなり口と鼻を塞がれた瑠璃は、完全にパニック
を起こしてしまった。

息が出来ない!

経験したことのない恐怖を感じ、抵抗する気力は失
せて、息をしたい! その事のみを考えるだけだっ
た。

ようやく鼻から息が出来るようになると、貪るよう
酸素を求める。
それが合図だったかのように、何本もの手が瑠璃の
身体を這いまわり始めた。

セーラー服とミニスカートの上から瑠璃の身体の凹
凸を確かめる様に、ゆっくりと撫でる様に、動いて
いく。

「んん!んんんうっ!」

瑠璃のくぐもった声だけが聞こえる空間で、身体を
ピッタリと寄せている男たちは無言のまま、触り続
ける。

力を入れて揉んだり、手を押し付けたりすることな
く、大事なものを壊したくない、とでも言うような
優しい触り方だったが、胸の膨らみやお尻の丸み、
そして締まったウェストから細い腰、ミニスカート
からスラリと伸びている太腿やふくらはぎまで、万
遍なく、いやらしい手が這っていく。
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