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聖杏学園シリーズ ー囚われの少女達ー
第8章 痴漢編 2-1
口を手で塞がれ、両手を舌で嬲られながら何本もの
手で身体も触わられ続ける。前に痴漢された時とは
あまりにも違うその状況に、何の抵抗もできないま
ま、気力と体力が奪われていく。

そんな状態でも身体だけは、徐々にでも確実に女の
子の素直な反応をし始めていることに、瑠璃は気が
付き、心の中で頭を振って、その反応を否定した。

やだ!やだ!こんなのやだ!もう、やめてえ!・・

顎さえ動かすことが出来ない程、強く口を塞がれて
、呻き声さえ漏らせなくなった中で、瑠璃は手と身
体に加えられる刺激に耐えようとした。

舌先で指間を強く突かれると、身体の中を通り抜け
る何かに敏感な場所を刺激され、身体をくねらせて
しまう。

身体中を這いまわる手は、敏感な場所だけでなく、
まだ瑠璃本人も知らない感じる場所を探しているよ
う動いている。

膝の裏から太腿の裏や内側へ、立てた指先でなぞら
れたり、セーラー服越しにウェストをグリグリと指
で刺激された後、背中から肩までマッサージをする
ように撫で上げられる。

胸の膨らみも、揉まれることはなくても、しっかり
と形を確認するように指と手の平を使ってなぞられ
、硬くなり始めている蕾を見つけた何本もの指が、
弾き、摘まみ、捏ねていく。

与えられる刺激を耐えて、やり過ごそうとしていた
瑠璃は、いつの間にか限度を超えた気持ちよさに抗
えなくなり、抵抗する意識が消え、ただ与えられる
刺激を受け止めるだけになっていた。
考えることを止めた身体はますます、素直に刺激に
反応していく。



不意に全部の指を一本ずつしゃぶられていた両手が
自由になり、瑠璃はだらりと力なく腕を下げた。
同時に口を覆っていた大きな手の平がゆっくりと離
れていく。
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