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聖杏学園シリーズ ー囚われの少女達ー
第12章 イチャラブ 編 1-1

「良かったら・・・あの、タオルと着映えを持ってこようか・・・」
「いやっ!絶対いやっ!」
京一は断わられることは想像をしていたが、心愛の拒否する言葉があまりにも素早く出て来て少々気落ちしてしまった。
恥ずかしいだろうから、断わるとは思っていたけど・・・そこまで拒否しなくても・・・
まだキスをしたばかりだからしょうがないか、と諦め、廊下から脱衣所に顔だけ入れて浴室をのぞいた。
心愛はシャワーを止めてその場にしゃがみ込んでいた。
ガラス越しでも白い肌が良く分かる。
「ねえ、覗いて無いよね?」
心愛の突然の質問にギョッとしながら顔を引っ込める。
バレていたのか!?・・・
「ああっ、廊下にいるよ」
急いで返事をすると、それなら・・・と声をかける。
「俺が別荘から出て、外で待ってるよ。それなら問題ないだろ」
彼女が1人ならどうとでもなるはずだった。
しかし不安そうな声が聞こえてくる。
「えっ私1人!・・・待って待って!それもイヤ!こんな広い家に1人きりって、怖いから1人にしないで!」
「そんな変な家じゃないから、大丈夫だよ」
「それでもイヤ、1人にしないで!」
言葉の最後はまた涙声だった。そんな大げさな・・・と京一は思ったが、1人にしないで、と言われて悪い気はしなかった。
「あの・・・お願い。バスタオルだけ持ってきてくれる?それと・・・」
「それと・・・何?」
少しの間の後、心愛が、らしくない低い声で言った。
「クローゼットの引き出しの中にバスタオルがあるけど・・・同じ引き出しに・・・」
「・・・」
「梨乃と沙紀と私のランジェリーも入っているから、それは絶対に見ないで!」
心愛の強い意志を感じさせる言い方に、京一の身も引き締まる。
「わ、分かった。絶対に見ないから。信用してくれ」
「うん、お願い」
最後はいつもの明るい心愛らしい言い方だった。
駆け足で2階に上がった京一は、女の子達の部屋に入るとクローゼットを開けてみた。
心愛とファーストキスをした場所だけに、頬が緩む。
そしてドキドキしながら引き出しを開けると、バスタオルはすぐに見つかった。
が、当然のように京一の目はその隣にある華やかなランジェリーに引き付けられてしまう。
綺麗に並べられたブラとショーツ。そしてほのかに香る何とも言えないいい香り。
「いやっ!絶対いやっ!」
京一は断わられることは想像をしていたが、心愛の拒否する言葉があまりにも素早く出て来て少々気落ちしてしまった。
恥ずかしいだろうから、断わるとは思っていたけど・・・そこまで拒否しなくても・・・
まだキスをしたばかりだからしょうがないか、と諦め、廊下から脱衣所に顔だけ入れて浴室をのぞいた。
心愛はシャワーを止めてその場にしゃがみ込んでいた。
ガラス越しでも白い肌が良く分かる。
「ねえ、覗いて無いよね?」
心愛の突然の質問にギョッとしながら顔を引っ込める。
バレていたのか!?・・・
「ああっ、廊下にいるよ」
急いで返事をすると、それなら・・・と声をかける。
「俺が別荘から出て、外で待ってるよ。それなら問題ないだろ」
彼女が1人ならどうとでもなるはずだった。
しかし不安そうな声が聞こえてくる。
「えっ私1人!・・・待って待って!それもイヤ!こんな広い家に1人きりって、怖いから1人にしないで!」
「そんな変な家じゃないから、大丈夫だよ」
「それでもイヤ、1人にしないで!」
言葉の最後はまた涙声だった。そんな大げさな・・・と京一は思ったが、1人にしないで、と言われて悪い気はしなかった。
「あの・・・お願い。バスタオルだけ持ってきてくれる?それと・・・」
「それと・・・何?」
少しの間の後、心愛が、らしくない低い声で言った。
「クローゼットの引き出しの中にバスタオルがあるけど・・・同じ引き出しに・・・」
「・・・」
「梨乃と沙紀と私のランジェリーも入っているから、それは絶対に見ないで!」
心愛の強い意志を感じさせる言い方に、京一の身も引き締まる。
「わ、分かった。絶対に見ないから。信用してくれ」
「うん、お願い」
最後はいつもの明るい心愛らしい言い方だった。
駆け足で2階に上がった京一は、女の子達の部屋に入るとクローゼットを開けてみた。
心愛とファーストキスをした場所だけに、頬が緩む。
そしてドキドキしながら引き出しを開けると、バスタオルはすぐに見つかった。
が、当然のように京一の目はその隣にある華やかなランジェリーに引き付けられてしまう。
綺麗に並べられたブラとショーツ。そしてほのかに香る何とも言えないいい香り。

