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聖杏学園シリーズ ー囚われの少女達ー
第12章 イチャラブ 編 1-1
沙紀は一瞬驚いた後、目をキラリとさせるほど表情を輝かせる。白い歯を見せながらそそくさと俊の前に移動して、水槽の方を向いた。
そのまま背中を後ろに倒し、彼の身体と腕と脚に包まれると満足そうな笑みを浮かべた。
「嬉しい・・・」
沙紀の独り言のような小さな呟きは俊にも聞こえて、嬉しさから彼女の身体の前に回していた腕に力をいれてしまう。

階段状の1人分のスペースに2人で座っているので、更にお尻から頭までギュッと彼に密着させられ、沙紀は深く息を吸った。

後ろ抱っこ、嬉しい!・・・

理想のシチュエーションにテンションの上がった沙紀は、彼の腕を取り自分の身体に押し付ける様にしてもっと包まれ感を味わおうとした。

夏なのにニット素材のミニのワンピースでおしゃれに決めて来た沙紀。
胸の膨らみや華奢な腰回り、お尻の形など、身体のラインがハッキリと出る服を着た彼女を見て、デートの最初から俊はムラムラしていた。
それが更に後ろ抱っこで身体を密着させ、彼女のリードで胸の膨らみの下へ手を導かれて、一気に気持ちが盛り上がってしまった。

沙紀も昨日の海の家のシャワールームで、同じような格好からキスをされ胸を揉まれたことを思い出して、頬が熱くなるのを感じていた。

でも、こんな場所で昨日のような事はしてこないよね・・・
空いてるけど、見られたら恥ずかしい・・・

そう思った安心感から彼の手を自分の身体に触れさせたのに、その手がもぞもぞと動き始めて沙紀は焦り始めた。

ちょ、ちょっと・・・手を動かさないで!・・・恥ずかしいじゃない!・・・

声を出さないまま、彼の手の動きを止めようと両手で抵抗するが、簡単に胸の膨らみを包まれる様に手で覆われてしまった。

「あっ・・・」

やだっ!声出ちゃう・・・恥ずかしいってば!・・・触るのはだめっ・・・

胸を撫でる様に膨らみの形に動き出した彼の手。掴んでみてもそのまま彼の手は撫で続けていく。
昨日のビキニの水着越しに揉まれた感触が蘇ってきた。
体温が上がったように熱くなってくる。

ただ抱きしめる様に、後ろ抱っこをしてくれるだけで良かったのに・・・
だめ!本当にだめっ!・・・

「うっ・・・ねえ、待って・・・恥ずかしいからっんんっ・・・ここじゃ、いやっ・・・」

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