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聖杏学園シリーズ ー囚われの少女達ー
第12章 イチャラブ 編 1-1
「お茶でも買って来るよ。待ってて」
「ありがと・・・」

心配そうな顔のまま、彼は小走りで自動販売機に向かって行った。
1人になると急に心細くなる。

どうしたんだろ?・・・熱は無いみたい、でも身体が熱いし・・・

汗で湿ったランジェリーも不快だった。ブラのカップの中の蕾がまだ硬さを保っているのも嫌だった。身体が・・・
そう考えてハッとした。

興奮したまま身体が元に戻ってない?・・・うそでしょ・・・

気が付くと、彼に胸を揉まれて感じ始めてしまった状態のまま、それがずっと続いていた。
全く同じではないけれど、胸の膨らみも蕾も、そして下腹部の疼きもそれに近い状態だった。
脚も腰も興奮して敏感になっている。

だから、視線をあんなに感じて!・・・
でも、いや!・・・こんな状態じゃ困っちゃう・・・

トイレに行ってチェックをしたくなった。
ショーツに沁みくらいは付いているかもしれない。自分が濡れ方が多い方だとはオナニーをとおして分かっていた。
ミニスカートで恥ずかしい思いはしたくない。

よろよろと立ち上がり、女子トイレに向かおうとした時だった。
息を深く吸い込んで身体が固まってしまった。

あの人!・・・

いつの間にか女子トイレの横にある男子トイレの入り口に、あのガン見男が立って沙紀を見つめていた。
両手をポケットに入れ、二ヤニヤ笑っている。
視線を合わせたまま顔も身体も動かせなくなってしまった沙紀は、ただ自分の心臓の高鳴る音を聞きながらその場に立ち尽くすしかなかった。

怖いよ!来ないで、来ないで!・・・俊、早く戻って!お願い!・・・

心では叫んでいても、ただ立ち尽くしているだけの沙紀を見て、何もできないと思ったのか、男はポケットからスマホを取り出すと何の躊躇もなくレンズを向けてきた。
一瞬何が起こっているのか理解できなかったが、すぐに叫んだ。
しかしそれが声になって出ることは無かった。すべて心の中だけに留まってしまう。

いやっ!!止めて!!撮らないで!!いやっっっ!!・・・

一生懸命叫んでいるつもりが、口がわずかに動くだけで声にならない。
顔を微かに震える様に、左右に振るのが精一杯だった。
何枚も全身写真を撮影したのだろう、その後も男は大胆にしゃがみ込むと、明らかに沙紀のミニスカートからスラリと伸びている脚を中心に撮影をし始めた。
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