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聖杏学園シリーズ ー囚われの少女達ー
第12章 イチャラブ 編 1-1

「俊・・・」沙紀がクールな瞳でじっと見つめる。
「私、俊と一緒に頑張ったんだなぁって思える様に記念品が欲しい・・・」
美少女に瞬きもせずに見つめられて、俊の視線が泳ぐ。
「そ、そうなんだ。あはは・・・それじゃ、頑張って全部乗っちゃう?」
うわ~何言ってんだ、俺!カッコつけてる場合じゃないのに!・・・
自分の言葉に後悔したが遅かった。
「ありがと!嬉しいな!」
逃がさないから、とでも言うように彼の左手にしがみ付き、ニッコリと微笑む彼女に俊も笑うしかなかった。
「それじゃ最初は・・・一番気楽に乗れるアレからだよ!」
梨乃が元気よく指差したジェットコースターを見て、沙紀と心愛はピョンピョン跳ねながら歓声を上げ、ハイタッチをする。
それは宙返りやツイスト等の派手なコースがあるアトラクションではなく、せいぜい急カーブがあるくらいで、最初に高い所まで登った後はスピードとライド時間の長さで楽しむ物だった。
それでも足取りの重い彼氏達を急かしながら乗り場まで来ると、順番待ちは殆ど無く6人はすぐに乗れることになった。
嬉々として先に乗りこんだ彼女達の横に、緊張した面持ちで彼氏達が乗りこむ。
動き出す前から目の前のバーを握りしめている彼氏達に比べて、女の子達はスマホで自撮り
をしたりする余裕を見せている。
「はい、琢磨!2ショットだよ~、イエ~イ!・・・あはは、もう!変顔なんかしないでよ!あはは」
「いや、梨乃・・・笑ってるんだけどね、俺・・・」
「私達も撮るよ~京一も笑って!」
心愛は隣の京一に顔をくっつけんばかりにして身体を寄せていく。
それによって、左腕にプルンとした膨らみの形を感じ、ミニスカートからはスラリと伸びた白い太腿の露出が更に増える。普段なら目を奪われてしまう所だが、今の京一にはそれを楽しむ余裕などなかった。
撮り終えるとすぐにバーを握りしめる。
「俊が撮ってよ!お願い!」
沙紀に頼まれた俊が彼女のスマホを、腕を伸ばして構える。
2人は上手くフレームに収まる様にくっつき合うが、なかなか中央に合わせられない。
「手振れ防止機能が付いてるから、適当な所で撮っていいよ」
沙紀にそう言われても、なかなかシャッターが押せない。
時間が無くて、結局沙紀が代わりに撮影をした。
「俊、どうしたの?震えてるの?変だよ、・・・上手く撮れてるかな?」
「私、俊と一緒に頑張ったんだなぁって思える様に記念品が欲しい・・・」
美少女に瞬きもせずに見つめられて、俊の視線が泳ぐ。
「そ、そうなんだ。あはは・・・それじゃ、頑張って全部乗っちゃう?」
うわ~何言ってんだ、俺!カッコつけてる場合じゃないのに!・・・
自分の言葉に後悔したが遅かった。
「ありがと!嬉しいな!」
逃がさないから、とでも言うように彼の左手にしがみ付き、ニッコリと微笑む彼女に俊も笑うしかなかった。
「それじゃ最初は・・・一番気楽に乗れるアレからだよ!」
梨乃が元気よく指差したジェットコースターを見て、沙紀と心愛はピョンピョン跳ねながら歓声を上げ、ハイタッチをする。
それは宙返りやツイスト等の派手なコースがあるアトラクションではなく、せいぜい急カーブがあるくらいで、最初に高い所まで登った後はスピードとライド時間の長さで楽しむ物だった。
それでも足取りの重い彼氏達を急かしながら乗り場まで来ると、順番待ちは殆ど無く6人はすぐに乗れることになった。
嬉々として先に乗りこんだ彼女達の横に、緊張した面持ちで彼氏達が乗りこむ。
動き出す前から目の前のバーを握りしめている彼氏達に比べて、女の子達はスマホで自撮り
をしたりする余裕を見せている。
「はい、琢磨!2ショットだよ~、イエ~イ!・・・あはは、もう!変顔なんかしないでよ!あはは」
「いや、梨乃・・・笑ってるんだけどね、俺・・・」
「私達も撮るよ~京一も笑って!」
心愛は隣の京一に顔をくっつけんばかりにして身体を寄せていく。
それによって、左腕にプルンとした膨らみの形を感じ、ミニスカートからはスラリと伸びた白い太腿の露出が更に増える。普段なら目を奪われてしまう所だが、今の京一にはそれを楽しむ余裕などなかった。
撮り終えるとすぐにバーを握りしめる。
「俊が撮ってよ!お願い!」
沙紀に頼まれた俊が彼女のスマホを、腕を伸ばして構える。
2人は上手くフレームに収まる様にくっつき合うが、なかなか中央に合わせられない。
「手振れ防止機能が付いてるから、適当な所で撮っていいよ」
沙紀にそう言われても、なかなかシャッターが押せない。
時間が無くて、結局沙紀が代わりに撮影をした。
「俊、どうしたの?震えてるの?変だよ、・・・上手く撮れてるかな?」

