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聖杏学園シリーズ ー囚われの少女達ー
第12章 イチャラブ 編 1-1
扉が閉まる寸前、こちらに向かって手を伸ばしている老婆と目が合った。
普通の人間の目ではない、黒一色の瞳と見つめ合い、鳥肌が立つ。

メイク凝りすぎだろ、まったく!・・・俺もビビったわ!・・・

どうやら扉を開けてまで追ってはこない様だった。
ホッとした琢磨は、ずっと胸にしがみ付いたままの心愛の背中をまた撫で始めた。
この時ばかりは、彼女を慰めるだけでなく自分自身も冷静になりたい、そう思ったからだった。
はぁはぁと大きく呼吸をしていた彼女も、徐々に落ち着きを取り戻していく。

そうして気が付けば部屋に入ってもう何分もこうして抱きしめあっていた。
心愛の胸の膨らみの感触もすっかり当たり前の様に思え、彼女の呼吸に合わせて上下するタイミングで、自分の胸を押し付けてしまう。
それでも何事もないかのようにジッとしている心愛が愛おしくなってくる。

キスしたい・・・胸を揉みたい・・・ここで押し倒して・・・

それはしてはいけない、そう思っていることでも、してしまえば受け入れてくるかも。
そんな気に成りかけて、琢磨は首を振った。
それでも硬くなった下半身が心愛の身体には触れていて、それは気が付いている様な気がしている。
琢磨は、どうにも切なくなってしまい、これからのことなど何も考えずに、腕に力を込めてギュッと抱きしめてしまった。

「あっ・・・だめ・・・」

琢磨から離れようとはしない、相変わらずしがみ付いてはいるのに、心愛の冷静な拒否する言葉に、琢磨は固まってしまった。



老婆から慌てて逃げ込んだ部屋で、怖さから無我夢中で琢磨にしがみ付いてしまっていた心愛。
琢磨から背中を撫でられているうちに落ち着いてきて、胸のドキドキも少しずつ小さくなっていったが,
冷静になるとこの抱き締められている状況に、また恥ずかしさと戸惑いが込み上げてくる。
しかも、琢磨の胸に触れている膨らみを意識しないようにすると、余計に意識してしまう。
少しずつ胸の先端にムズムズする気持ちが集まってきている気がする。
井戸の所で、京一に後ろから揉まれて気持ち良かった感触がまだ体に残っていて、ムクムクとその時の感情が起き上がってくるようだった。

身体を揺すって胸、刺激してる。琢磨君って・・・やっぱりH・・・

背中を押されながら胸で擦られる膨らみ。自分の胸の感触を確かめている様な動きに意識が向いてしまう。
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