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聖杏学園シリーズ ー囚われの少女達ー
第12章 イチャラブ 編 1-1

梨乃は敏感に俊の視線から、どこを見て何を想像しているのかわかってしまう。
海での食事の時、ビキニの胸の膨らみをガン見していたこと、夜ノーブラで過ごしている時の男の子たちの視線、特に俊の胸元を覗きこまんばかりの視線が自分に集中していた事、
そのせいで、身体に変化が表れてしまう程、視線で感じていたことも思い出す。
俊君・・・読モみたいなルックスだから、そんな風にHな目で見つめられると女の子はね・・・
視線を感じてホンノリといい気分になってきた梨乃は、差し出された俊の手をそっと握った。空いている手も彼の手の甲に重ねる。
この手で昨日沙紀とHをしたんだよね・・・なんかドキドキしてきちゃった!・・・
「余裕があるね。怖くなかった?」
「そんな、余裕なんて無かったよ。お化けがしつこく寄って来るから凄く嫌だった」
「女の子だから余計にしつこかったかもね」
「うん。怖いって言うより気持ち悪かった、かな。でも・・・」
「んっ?」
「えへへ、なんでもない。あっ手は絶対に離さないでね、約束だよ」
「お、おう。分かったよ。でも、イザって時には俺を引っ張ってしっかり逃げてくれよ」
「えっ!なによ、それ!もう、逆でしょ!」
梨乃が笑いながら右肩をぶつける。おおげさに痛がり、よろける俊。
2人が笑いあう中、俊は5本の指を全てを深く絡めるようにして握り直した。
梨乃も抵抗することなく受け入れて、指の根元まで絡めて深く握り直す。
「この方が手が離れにくいからね」
わざわざ言い訳を話す俊に、悪戯っぽい目をして梨乃は笑いかけた。2人の視線がしっかりと合わさる。
俊君って・・・旅行前は奥手な感じがしていたけど、・・・
なんか・・・自信を持った様な・・・リードしてくれそうな、そんな雰囲気だよね・・・
やっぱり経験しちゃったから、かな?
梨乃は少しだけドキドキし始めている身体に気が付き始めた。
手の平に汗もかき出している。
やだ・・・手の汗、恥ずかしい・・・
意識し始めるとドキドキはドンドン加速していく。
初めて経験した手の繋ぎ方に、ムズムズする感覚が絡めた指から二の腕まで伝わってくる。
でも、これって気持ちいいかも・・・ひょっとして俊君も同じかな?・・・んっ何?・・・
急に立ち止った俊に合わせて前方を見つめると、そこには廃院した病院の待合室に繋がる通路が待っていた。
海での食事の時、ビキニの胸の膨らみをガン見していたこと、夜ノーブラで過ごしている時の男の子たちの視線、特に俊の胸元を覗きこまんばかりの視線が自分に集中していた事、
そのせいで、身体に変化が表れてしまう程、視線で感じていたことも思い出す。
俊君・・・読モみたいなルックスだから、そんな風にHな目で見つめられると女の子はね・・・
視線を感じてホンノリといい気分になってきた梨乃は、差し出された俊の手をそっと握った。空いている手も彼の手の甲に重ねる。
この手で昨日沙紀とHをしたんだよね・・・なんかドキドキしてきちゃった!・・・
「余裕があるね。怖くなかった?」
「そんな、余裕なんて無かったよ。お化けがしつこく寄って来るから凄く嫌だった」
「女の子だから余計にしつこかったかもね」
「うん。怖いって言うより気持ち悪かった、かな。でも・・・」
「んっ?」
「えへへ、なんでもない。あっ手は絶対に離さないでね、約束だよ」
「お、おう。分かったよ。でも、イザって時には俺を引っ張ってしっかり逃げてくれよ」
「えっ!なによ、それ!もう、逆でしょ!」
梨乃が笑いながら右肩をぶつける。おおげさに痛がり、よろける俊。
2人が笑いあう中、俊は5本の指を全てを深く絡めるようにして握り直した。
梨乃も抵抗することなく受け入れて、指の根元まで絡めて深く握り直す。
「この方が手が離れにくいからね」
わざわざ言い訳を話す俊に、悪戯っぽい目をして梨乃は笑いかけた。2人の視線がしっかりと合わさる。
俊君って・・・旅行前は奥手な感じがしていたけど、・・・
なんか・・・自信を持った様な・・・リードしてくれそうな、そんな雰囲気だよね・・・
やっぱり経験しちゃったから、かな?
梨乃は少しだけドキドキし始めている身体に気が付き始めた。
手の平に汗もかき出している。
やだ・・・手の汗、恥ずかしい・・・
意識し始めるとドキドキはドンドン加速していく。
初めて経験した手の繋ぎ方に、ムズムズする感覚が絡めた指から二の腕まで伝わってくる。
でも、これって気持ちいいかも・・・ひょっとして俊君も同じかな?・・・んっ何?・・・
急に立ち止った俊に合わせて前方を見つめると、そこには廃院した病院の待合室に繋がる通路が待っていた。

