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聖杏学園シリーズ ー囚われの少女達ー
第13章 地下アイドルの秘密 編 1-1
イケる!私達ノッテるよ!・・・
そんな気持ちが舞風達から伝わってくる。

夏妃と涼奈が歌い始めた。歌い出しから息の乱れを感じさせないのが凄い。
この歌に関しては2人には敵わないな・・・素直にそう思える。
夏妃はしっかりとした歌い方で、声をグイグイと前に出してくるタイプ。
涼奈は高音まで綺麗に伸びやかに歌い上げる。
それを審査員の人達が目を瞠って見つめているのが、ステージ上から見ていて楽しい。

でも、怖そうな、難しそうな顔をしていても、所詮はHなおじ様達。
パンチラしてしまいそうなくらい膝を上げれば、真剣な表情のままで私達の太腿辺りに視線を走らせてくる。
ふふっ・・・可愛い・・・決勝だもん、サービスしちゃおっかな・・・
ワザと振りを大きくしてスカートが捲れあがる様にすれば、すかさず視線が集まってくる。
一番近くて下から見つめている審査員の人達には、はっきりと見せパンではない生のパンティが見えているはずだった。
気が付けば、舞風や心瑠まで私と同じような事をしている。
もう・・・みんなサービスが良いんだから・・・

そんな中で、私は審査委員長だけは夏妃をじっと見つめているのに気が付いた。
いやらしい視線ではないけれど、他の女の子には目もくれない、そんな感じだった。
ふ~ん・・・審査委員長は夏妃がお気に入りなのかな・・・あんなに見つめて、服の下を想像して股間を膨らませているんじゃないの?・・・

1番を歌い終わって間奏に入り5人で踊り出しても、夏妃から目を離さない。
相当熱心なんだな・・・
そう思って夏妃を見れば、彼女の視線も審査委員長を多く見つめていた。
夏妃も気が付いてる・・・ふ~ん・・・
ハッキリした理由もなく私は勘で、2人が繋がっている・・・そんな雰囲気を感じてしまった。
自分でも勘が良い方だと思っている私は、何だろう、どうしてだろう・・・そんな事に気を取られてしまう。

2番まで順調に歌っていた私達は、しかしCメロからサビにかけて徐々にキツくなってきていた。
調子がいいから、と最初から必要以上に飛ばし過ぎたことに気が付いたときには遅かった。
ダンスのキレが急激に落ちていく。夏妃と涼奈の声量も1番に比べれば明らかに落ちていた。最後まで頑張らなきゃ、と思っても身体が動いてくれない。
グループの異常事態にメンバーの誰もが気付き、立て直そうと焦って更に悪くなっていく。
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