この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
聖杏学園シリーズ ー囚われの少女達ー
第13章 地下アイドルの秘密 編 1-1
泣いても意味が無いのは分っていても、涙が止まりませんでした。
こんな大事な時にメンバーの足を引っ張ってしまいそうで、自分が情けなくて
しようがありません。歌もダンスもメンバーの中では一番上手だと思っていた
だけに、悔しさも込み上げてきます。
「涼奈、気にしないで・・・」
愛美さんが顔を覗き込むようにして、慰めてくれます。
いつもの癖でそんな彼女に抱き着いてしまい、他のメンバーから冷やかされる
のもいつもの事でした。
でもここは、人気の無い楽屋です。私は腕に力を入れて、泣いている顔を隠す
様に抱きつきました。
ボリュームのある胸に顔を押し付ける様にしていると不思議と落ち着いてきま
す。愛美さんは、くすぐったいから止めてよ、と逃げようとするのですが、今
日はいつまでも受け止めていてくれます。

「私だって不安なんだよ・・・でも、こんな場所は周りの人がみんな、自分達
より上手に見えてしまうから。ね、だから逆に私達のことだってそんな風に見
ているグループもあるはずだから」
ギュッと抱きしめられて、私も落ち着いてきました。
その分、愛美さんの上下する胸の動きが大きくなっていることに気が付きまし
た。

んっ・・・涼奈が顔を動かすと・・・やだ、少し感じちゃう・・・でも、気持
ち良くて私もリラックスできるかも・・・

胸の谷間の間で顔を動かすたびに、愛美さんの息が不規則に乱れていくことに
気が付くと、私も顔が熱くなってきます。
誰にも言ってないけれど、一人っ子の私はずっと甘えられるお姉さんやお兄さ
んがが欲しくて、それをいつの間にか愛美さんに求める様になっていました。
そんなことは恥ずかしくて気付かれない様にしてきても、今は我慢できそうに
ありません。
ワザと愛美さんの胸を刺激する様に顔を動かして、気持ち良くなってもらえる
ようにします。
んっんっ・・・と愛美さんの吐く息に声が混じってきます。私もますます顔が
熱くなってきました。

す、涼奈っ!変に顔を動かさないで!・・・感じてきちゃうから・・・

「ね、ねぇ涼奈、もう、いいかな?ちょっと暑くなってきちゃったし・・・」
「いやです!私まだ不安で・・・もう少しだけ、このままでいたいです!」
/909ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ