この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
聖杏学園シリーズ ー囚われの少女達ー
第13章 地下アイドルの秘密 編 1-1
「そんなこと言ったって・・・出番まではまだ時間があるけど、練習をしない
といけないし、ね?」
私は胸の谷間に顔を埋めたままイヤイヤをします。んっん、と愛美さんが小さ
く声を漏らしました。
やっぱり・・・胸が感じやすいんだ・・・
夏妃さんがふざけて後ろから揉んだ時に、愛美さんが一瞬かわいい声で喘いだ
のを見てから、ひょっとしてと思っていました。
「私、本番でもまた失敗してしまうかも・・・」
今なら愛美さんに気持ちを頑張って伝えられそうな、そんな気がしてきました。
「大丈夫よ!涼奈がメンバーの中で歌もダンスも一番上手なのはみんな知って
いるし、第一だからソロのパートがあるんだから。自信持っていこうよ」
私は胸の谷間の中で首を振りました。
んっ・・・と小さく声が聞こえます。

「愛美さん・・・」
そろそろと顔を上げると、至近距離で見つめ合えます。
キョトンとした顔で私を見つめる愛美さんが、可愛いです。
「私、本番が頑張れるように、お願いがあります・・・」
「えっ?と、突然何?・・・」
「あの・・・私のお姉さんに、なってください!」
「えっ?な何それ?どういう意味?・・・」
不思議そうな顔をしている愛美さんに、私は必死に話しました。

「私一人っ子だから、お兄さんとかお姉さんが欲しくてしょうがなかったんで
す。愛美さんは私にとって理想のお姉さんで、だからそのお姉さんに励まして
もらえたら、きっと私上手くできます。頑張れます」
愛美さんも真顔になりました。
「真面目にいってるの、それ?」
大きな瞳でじっと私を見つめてくれるので、嬉しくてたまりません。
「本当です!おねがい・・・です」
私はまた愛美さんの胸の谷間に顔を埋めました。拒まれるかも、と思いました
が受け入れてくれて、更にハグまでしてくれます。

「もう・・・本番前の大事な時に何をいいだすの・・・」
ビックリさせないでよ、涼奈・・・お姉さんって意味が分からないけど・・・
でも、男の子に告白されたわけじゃないし・・・OKでいいかな・・・
それで、本番を頑張ってくれるのなら・・・

「涼奈・・・分かったから、お姉さんになってあげる」
「本当?」
また至近距離で目が合います。照れたような顔で頷いてくれる愛美さんはやっぱ
り可愛いです。
/909ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ