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聖杏学園シリーズ ー囚われの少女達ー
第14章 禁断 編 2-1
同時に無防備な脇を指先でくすぐると、呻きながら脚をバタつかせて抵抗し
てきた。今まで散々Hな事をされていたのに、それらとは比較にならない程
の抵抗に、心でニヤニヤが止まらない。
「んうっ、んんっ!んっんんっ!んうっ!」
止めて欲しいと訴えているのだろう。しかし、舌を吸われながらくすぐられ
続けているから言葉にならない。涙を流し、唇の端から涎を垂らすだけだっ
た。綺麗に舐め取ってあげてから、丁寧に処理されている脇に優しくキスを
して舌先で刺激する。両手を頭の上で固定されて、思い切り無防備に晒され
ている脇も、雅らしいさわやかで桃のような香りがする。左右共に何度も舐
め上げたり、痕が付くほど強く吸い付き、その度に高い声が漏れる。
「はっはっはっ はぁっはぁっ、んんっああっああっ・・・だめっもうだめ
っ、コーチ、私変になっちゃう!・・・ああっ!んっんっ・・・」
身体を捩り、脚を使って今の体制から逃れようとする。

腋を舐めるのを止めて、尖った乳首に指を乗せクルクルと回したり、上下左
右に弾いたりすれば、今度は素直に気持ちよさを声と表情に出してくる。
ピクッと上半身を反応させながらも、その刺激には身を任せたいのか、大人
しく甘えた声を出してくる。
「あっあっああっ・・・コーチ・・・コーチ、んっああっ、それ・・・好き
・・・ああっ・・・」
「んっ?続けて欲しいのか?」
「・・・うっ、うん・・・あっ、ああっ気持ち、いいの・・・ねぇ手を・・
・手を離して・・・コーチ、お願い・・・痛いの・・・」
感じながら、薄めた目で訴えてくる雅の表情は色っぽかった。18歳の少女
がこれからの経験で大人の女性に成長していく、その先が少しだけ見えた気
がして、生唾を飲み込んでしまう。
雅の両手を自由にしてやると、嬉しそうに微笑みながら抱き着いて来た。
首筋に巻き付いて来る腕の感触が気持ちいい。更に耳元で囁かれて背中にゾ
クゾクとした刺激が走った。
「推薦・・・して・・・ね・・・」
耳にキスをしてきた後、舌先で刺激してくる。暖かな吐息がかかる。
。息を吸い込んだ気配の後、小さな声が聞こえた。
「それなら・・・私・・・いいから・・・」
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