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聖杏学園シリーズ ー囚われの少女達ー
第5章 盗撮編 2ー1 盗撮者達
来週のパンティを当てろ!の投票に向けて部員達は
熟考を重ねていたが、部長が壁の時計を気にしなが
ら立ち上がった。

「今日は他にも連絡したい事があるから、残りは締
切までに決めておいてください」
簡単な返事と共に短い溜息が漏れる。
「再来週から写真部恒例のアンケート調査を中等部
、高等部同時にやっていきます。
アンケに協力してくれたお礼は、駅前に出来たファ
ーストフード店の500円の割引券です!」
それを聞いた部員達から歓声があがる。
「今回も、食い付いてくる事が予想できます。
皆さん頑張ってパンチラを、できればブラチラまで
狙ってください」
「このイベントも楽しそうですね」
1年生が目を輝かせて話す。
「ああ、ハマると入れ食い状態で女の子から集まっ
てくるから、楽しいぞ〜
でもじっくり撮りたい人には落ち着かないから、
場所と時間を選んで撮らないとね」
大石もやる気満々の様だ。

「はい 、で実際にはどんなふうに撮れるのか、
見たいんですけど、 ・・・・・」
1年生の問いに、
「んっ そう言うと思って用意してあるぞ」
部長は、モニターに過去のアンケート調査時に撮影
した映像を表示した。

お〜〜!
野太い声が部室内に響く。
「瑠奈ちゃんだ!」
「瑠奈ちゃん、パンチラ撮られすぎでしよ」

モニターにはアンケートに答えている瑠奈の映像が
映し出されていた。
「えー何で撮影してるの!恥ずかしいよ!」
カメラ目線でハニカミながら照れる瑠奈に部長が
答えていた。
「文化祭の部活紹介で使うから協力してよ。お礼は
するからさ」
「本当に?へんなことに使わないよね?」
「使わないよ、ってへんなことって何?
それに撮影は可愛い子にしかお願いしてないから
協力してよ、お願い!」
「それ、みんなに言ってるんでしょ、もう!」
不服そうな顔をしても、どこか嬉しそうだ。

部長のトーク力で、瑠奈は明るく笑いながらクリッ
プボードに、アンケートの答えを記入していく。
時折、うーん、と唸りながら小首を傾げる瑠奈。
その可愛い仕草に、部員達の表情も自然と緩んでい
く。

しかし大きめのクリップボードで自分の足元が見え
ないうえに、全部回答するまで時間がかかるアンケ
のせいで、ミニスカートの中がじっくりと撮影され
ているのを瑠奈は知らない。
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