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聖杏学園シリーズ ー囚われの少女達ー
第15章 バイト(マッサージ)編 1-1
クスッと笑いながら言ったかと思うと、見つめながら更に顔を近づけてきた。トロンとしたエロい瞳は、ふざけているのではない色をしていた。
俺は何が起きるのか想像もできずに、ただペタンとアヒル座りをして固まっていた。顔は汚れたまま、スカートの中も精子でベタベタ、そしてモノはピンと反り立っていた。
「Hで可愛い娘って好きよ・・・」
吹きかけるようにして耳元で囁かれて、両肩を恥ずかしい程ビクッと弾ませてしまった。すぐに続けて舌先で耳の中を突かれ、ペロンと舐め上げられ、耳朶を甘嚙みされてしまう。
き、気持ちいい!・・・

彼女は本気で女の子だと思っているのだろう。勿論そう思わせていないといけないのだ。だからこの場では女の子が感じているように気持ちよさを表現しないと、そう思った。
実際に感じている気持ちよさは本物だった。その気持ちを控えめに、恥ずかしそうに、しかし抑えられなくて、我慢できなくて外に漏らしてしまう。そんな感じをイメージした。
「うっ・・・んんっ・・・」
小さな声で喘ぐ俺の顎をクイッと持ち上げると数回優しくキスをした後、やや強引に舌を差し入れてきた。俺の舌を絡め取って刺激する。唇で挟んでおしゃぶりしながら吸い込む。
頭の中が白く飛びそうなくらい気持ちいい。俺も夢中で舌を吸い、嘗め回す。
「綺麗にしてあげる」
そう言った彼女に顔中も舐め回されてしまった。愛液をすくい取るように丁寧に舌が這う。彼女の甘い唾液の香りでウットリとしてしまう。
彼女の手が俺の胸にも伸びてきた。形を確かめるようになぞっていた手が、やがてムニュムニュと揉んでくる。
ブラをしてパットも入れて胸の形を作っていたことが、すぐに分かったようだった。
「ふふっ、かわいい。美少女の貧乳って・・・そそられちゃう」
嬉しさといやらしさが混じったような魅力的な顔を近づけて来る。

しかし急にその表情が一変した。
まずい!・・・
そう思った時には遅かった。川崎 美奈の手が俺のミニスカートの中に入り込んできたのだった。当然そそり立ったモノの存在に気が付き、そこに触れた手がさっと引っ込められた。
身体を離し、信じられない、そんな表情で俺を見つめている。
しまった・・・バレた!・・・
一気に気持ちよさが冷めていった。身体が硬直したように動かない。ただ心臓だけがバクバクと激しく動いていた。

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