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聖杏学園シリーズ ー囚われの少女達ー
第5章 盗撮編 2ー1 盗撮者達
どことなく甘えた口調で質問を続ける瑠奈の横に、
部長が移動する。
瑠奈と部長の2ショットを撮りたいと言ったカメ
ラマンの言葉に合わせ、ミニスカートのお尻側に
カメラを素早く移動する部長。
これも見事なコンビネーションだった。

カメラに向かってニッコリと微笑みながらポーズを
取る瑠奈。
部長も楽しそうにピースをしている。
そして、モニターにはお尻の割れ身に食い込み気味
のハーフバックパンティとプリンとした上向きの
瑠奈の白いお尻が写し出される。

「ふぅ・・・これで一息付ける・・・」
「ああ、暴発寸前だったからな・・・」
「このお尻の映像だって凄いのに、割れ目の映像が
強烈過ぎて、ホッとしてしまう・・・」

瑠奈はどうやら部長に興味を持ったらしく、自分の
方から身体を寄せて写真に写り始めた。
アンケートはそっちのけで部長に話しかけ始める
瑠奈。
おかげでお尻の撮影も早々に出来なくなってしまい
ミニスカートの中の映像はここで終了した。

しかし部員たちの関心は、瑠奈のお尻が見られなく
なったことよりも、彼女の行動が気になっていた。

「瑠奈ちゃんの様子が変だったな・・・」
「なんか部長の事が気になっているみたい・・・」
「おい、まだ続きがあるぞ!」

モニターには瑠奈も撮られていることが分かってい
る映像が流れている。
アンケート記入のお礼の言葉とプレゼントのキーホ
ルダーを受け取っている、嬉しそうな瑠奈が映って
いた。

部長が、ありがとうございました、と頭を下げると
瑠奈もペコリと頭を下げ、言った。

「写真部の部長さんって・・・」

背の高い部長を見上げながら、最後の言葉は飲み込
んで話さなかった瑠奈の頬が、薄く赤く染まってい
く。

そして俯くと首を振り、ううん なんでもない、
と独り言のように話すと、顔を上げる。

ハニカミながら微笑み、「じゃね、楽しかった。
ありがと」
それだけ言うと、部長の返事を待たずに踵を返して
走り去ってしまう。

その背中をカメラがいつまでも追っていた。

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