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聖杏学園シリーズ ー囚われの少女達ー
第16章 ストーカー(僕の彼女)編 1-1
「いやっ・・・う、うんっ・・・」
両方の耳へ甘い息を同時に吹き込まれて、両肩を震わせながら顎を上げ
てしまう。

「おい、脚を見てみろよ」
「ん?うわっセクシー!スリスリしたいね!」
御主人様達の話が聞こえてくる。胸を揉まれたままで自分の下半身を見
れば、太腿が殆ど露出するくらいスカートが捲れている。
御主人様に捲られたのか、感じながら悶えている内に捲れてしまったの
か、それは分からない。でも、膝を閉じてはいても、力が抜けて無造作
に投げ出されている白い生足は、自分で見てもいやらしかった。
御主人様達は、そんな状態のスカートを更に上にあげようと裾に手をか
けてきた。
「だめっ!だめです!」
小さな声でもハッキリと拒否する言葉を言ったのに、あっさりとミニス
カートは捲られてしまった。
「エッロ!!」
2人に同時に言われてしまい、カーと顔が熱くなった。フロントの可愛
いリボンも、その下のレースで透けている部分もしっかり見られている

「いやっ・・・」
そう言って太腿をギュッと閉じる事ぐらいしか抵抗できない。ご主人様
達の視線が、太腿から薄く狭い布で隠されているだけの下腹部に集中し
ているのを嫌でも感じてしまう。
恥ずかしいのに、触られている様なゾクゾクした刺激を感じてしまい、
何度も首を振った。

「撮影しとく?」
「そうだな」
御主人様達の会話を聞いて、私は立ち上がってその場から逃げようとし
た。でも一瞬腰が浮いただけで、両腕を身体の後ろに回されてソファに
座らされてしまう。スカートが再び大きく捲られた。
自撮りをするようにして撮影されていく恥ずかしい姿。スマホのモニタ
ーには、胸を揉まれて喘いでいる表情から、剥き出しの太腿とTバック
のショーツが映しだされていく。それを見せつけながら、長髪の御主人
様が優しい声で言った。
「1回でいいから、俺達とカラオケに行こうよ。そうしたら、この動画
、その場で削除してあげるよ」
「そうそう。この場でかぐやちゃんをイカセちゃってもいいんだけど、
俺達、優しいからさ。悲しい表情は見たくないんだよね」
「いやっ・・・」
短髪の御主人様は口調は穏やかでも、スマホでいやらしく執拗に下腹部
の膨らみを接写している。前から横から、そして下からもスマホをくっ
付けんばかりにして撮影に熱中している。
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