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ビューティーサロン『マキ』
第16章 『登校風景。』
「あのさ、、」
上履きに履き替えながら美樹に聞く。
「陸上部って、言っても、あたし運動ダメだよ?」
美樹はさっきから黙ったままだ。
相変わらず顔が赤い。
「必修のさ、陸上部の顧問って、揚田先生だったよね?」
あたしは周知の事を念を押して聞いて見た。
「お願い! 舞も一緒に陸上部に入って!」
質問には答えず、美樹はあたしの手をとる。
美樹のこんな姿を見たのは初めてだった。
なんか、、、
恋する乙女って感じ。
いろいろ突っ込み処は満載だったけど。
今まで 美樹には たくさん助けてもらったしなぁ。
答を、出さないまま教室へ。
「おはよー。」
「おっはよー♪」
クラスはみんな仲良しだ。
あたしの知る限りじゃ、陰湿なイジメなんかもなかった。
美樹はその中でも人気上位者だろう。
顔立ちは美人だし、背だって、あたしより頭いっこ分くらい高いし。
色白でショートボブも似合ってる。
それでいて、性格も社交的なのだから、
人気が、あって当然だ。
美樹の周りには自然とヒトが集まる。
あたしはいつも美樹のそばにいるから
あたしも自然と、孤立せずにクラスに溶け込めていた。
「はぁーい、 みなさん、席に着いて。」
担任の吉川先生。 もちろん女の先生だ。
「きりーつ。れい。ちゃくせき。」
朝のHR が始まった。
美樹のほうを、見る。
やっぱり いつもより 元気がないのかなぁ、、?
「それでは、皆さん。 前に連絡してた通り、必修クラブの希望提出。 今日まで、ですからね。 忘れず提出するように。」
えっ? そうだったっけ?
もう1度、美樹のほうを見る。
目が会った。
顔を赤らめ、目を逸らされた。
はぁ、、、
もう
仕方ないなぁ、、。
上履きに履き替えながら美樹に聞く。
「陸上部って、言っても、あたし運動ダメだよ?」
美樹はさっきから黙ったままだ。
相変わらず顔が赤い。
「必修のさ、陸上部の顧問って、揚田先生だったよね?」
あたしは周知の事を念を押して聞いて見た。
「お願い! 舞も一緒に陸上部に入って!」
質問には答えず、美樹はあたしの手をとる。
美樹のこんな姿を見たのは初めてだった。
なんか、、、
恋する乙女って感じ。
いろいろ突っ込み処は満載だったけど。
今まで 美樹には たくさん助けてもらったしなぁ。
答を、出さないまま教室へ。
「おはよー。」
「おっはよー♪」
クラスはみんな仲良しだ。
あたしの知る限りじゃ、陰湿なイジメなんかもなかった。
美樹はその中でも人気上位者だろう。
顔立ちは美人だし、背だって、あたしより頭いっこ分くらい高いし。
色白でショートボブも似合ってる。
それでいて、性格も社交的なのだから、
人気が、あって当然だ。
美樹の周りには自然とヒトが集まる。
あたしはいつも美樹のそばにいるから
あたしも自然と、孤立せずにクラスに溶け込めていた。
「はぁーい、 みなさん、席に着いて。」
担任の吉川先生。 もちろん女の先生だ。
「きりーつ。れい。ちゃくせき。」
朝のHR が始まった。
美樹のほうを、見る。
やっぱり いつもより 元気がないのかなぁ、、?
「それでは、皆さん。 前に連絡してた通り、必修クラブの希望提出。 今日まで、ですからね。 忘れず提出するように。」
えっ? そうだったっけ?
もう1度、美樹のほうを見る。
目が会った。
顔を赤らめ、目を逸らされた。
はぁ、、、
もう
仕方ないなぁ、、。