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教えてあげる~K中サッカー部の性合宿~
第4章 ガイダンス
「小学校や前の学年でも、勉強したことはあるだろう?男女の体の造りを知ることは、自分自身を知ることであって、異性を尊重する心を育てることにもつながる。…少し、難しいかな?」
「いえ、先生の仰りたいことはわかります。」
「女の子には優しくしろ、って父ちゃんもよく言うもんな。」

真面目な三村の声とは反対に、明るい調子で冬馬が言う。
田中冬馬は、この合宿唯一の1年生だ。
小学生の頃から既に背が高く、今では体格だけ見れば3年生に見えないこともない。
ただ、年齢よりも幼い部分が多く、子どもっぽい印象が強い。
1学年上の兄、田中春馬もこの合宿に参加するため、一緒についてきたのだ。

「冬馬の父ちゃんの言うことは尤もだ。異性を大切にすることは、どんな場面でも大事なことだ。だが、頭でわかってはいても、優しくすることが非常に難しい場面があるんだ。わかるか?」
「…。」

鶴田の問いに、部屋は再び静かになる。
その様子を見て、清水がすっと手を挙げた。

「セックスの時、ですよね。男は特に、自分の快楽を優先してしまいがちだから。女性が嫌がってたって、力のある男だったら、簡単に思い通りにできます。」

清水の的を射た答えに、雪は一瞬呆然とした。
女性に対して誠実そうには見えない彼が、後輩にもわかりやすいように言葉を選んで話したのだ。
雪の中で、清水に対する印象がどんどん変わっていく。

「清水の言う通りだ。今回の合宿は、性教育の中でも、セックスに重点をおいて進めていく。そして、今回の合宿の要になるのが、雪先生だ。」
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