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教えてあげる~K中サッカー部の性合宿~
第1章 01

無事に1学期が終わり、早いものでもう夏休みだ。
休みといっても、それは部活動に入っていない一部の生徒に限った話であって、ほとんどの生徒にとっては、暑さと練習量の多さに耐える日々になる。
ここ、K中サッカー部も、例にもれず、朝から晩まで練習に汗を流す毎日だった。
副顧問である平野 雪は、今年の4月に採用されたばかりの新米教師だ。
当初は、男子生徒のみで構成されるサッカー部に緊張してばかりの雪だったが、顧問の鶴田 真をはじめ、部員たちも雪のことを温かく迎えてくれ、今日に至る。
サッカーに関する指導や助言は何一つできなかったが、道具の準備や手入れ、怪我の手当てなど、サポート業務に一生懸命取り組んでいた。
その努力が伝わったのか、今や雪は、K中サッカー部にとってなくてはならない存在になっていた。
そんな雪に、合宿の話は突然舞い込んできた。
以前から、この学校ではほとんどの運動部が夏合宿を行うことは聞いていた。
技術面の向上を目的に、1週間程の合宿を組む部もあれば、親睦を深めるためにレジャー感覚で1泊の合宿を組む部もある。
K中サッカー部の実力を考えると、1週間とまではいかなくとも、連泊での合宿が妥当だろう。
雪はそう考えていた。
しかし、顧問である鶴田の口から聞かされたのは、雪にとっては驚愕の内容だった。
「性教育、ですか?」
「ああ。今年の初めに新しい指導方針が出されたのを知ってるかい?」
「…すみません。知りませんでした。」
「いやいや、気にしないで。あまり大きく公表されなかったからね。俺も、部活動の監督会議で知らされたんだよ。」
「その新しい指導方針っていうのが、性教育に関するものなんですか?」
「そうだよ。簡単に言うと、これまでの性教育とは違って、希望者には実技指導を行わなければならない、ってこと。」
「…え?」
「はは、驚くのも無理はないよ。つまり、ウチのサッカー部の場合、平野先生が生徒と実技を…セックスをする、ってことなんだ。」
休みといっても、それは部活動に入っていない一部の生徒に限った話であって、ほとんどの生徒にとっては、暑さと練習量の多さに耐える日々になる。
ここ、K中サッカー部も、例にもれず、朝から晩まで練習に汗を流す毎日だった。
副顧問である平野 雪は、今年の4月に採用されたばかりの新米教師だ。
当初は、男子生徒のみで構成されるサッカー部に緊張してばかりの雪だったが、顧問の鶴田 真をはじめ、部員たちも雪のことを温かく迎えてくれ、今日に至る。
サッカーに関する指導や助言は何一つできなかったが、道具の準備や手入れ、怪我の手当てなど、サポート業務に一生懸命取り組んでいた。
その努力が伝わったのか、今や雪は、K中サッカー部にとってなくてはならない存在になっていた。
そんな雪に、合宿の話は突然舞い込んできた。
以前から、この学校ではほとんどの運動部が夏合宿を行うことは聞いていた。
技術面の向上を目的に、1週間程の合宿を組む部もあれば、親睦を深めるためにレジャー感覚で1泊の合宿を組む部もある。
K中サッカー部の実力を考えると、1週間とまではいかなくとも、連泊での合宿が妥当だろう。
雪はそう考えていた。
しかし、顧問である鶴田の口から聞かされたのは、雪にとっては驚愕の内容だった。
「性教育、ですか?」
「ああ。今年の初めに新しい指導方針が出されたのを知ってるかい?」
「…すみません。知りませんでした。」
「いやいや、気にしないで。あまり大きく公表されなかったからね。俺も、部活動の監督会議で知らされたんだよ。」
「その新しい指導方針っていうのが、性教育に関するものなんですか?」
「そうだよ。簡単に言うと、これまでの性教育とは違って、希望者には実技指導を行わなければならない、ってこと。」
「…え?」
「はは、驚くのも無理はないよ。つまり、ウチのサッカー部の場合、平野先生が生徒と実技を…セックスをする、ってことなんだ。」

