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教えてあげる~K中サッカー部の性合宿~
第3章 03
合宿所は、町から離れた場所に位置する山の中にあった。
正規の宿泊行事などで利用する施設より小さいが、清潔感のある新しい建物だった。
鶴田の話によると、この建物はフロントで、実際に宿泊する棟は別にあるらしい。

「ウチが使うのは、サッカーグラウンドの近くにある棟。他にも、各運動施設の近くにそれぞれ宿泊棟があって、合宿中はそのエリアから出ない、っていうのがここの決まり。」
「なんだか、変わった決まりですね。」
「ま、例の方針のために作られた施設だからね。そのために都合のいいようになってるわけだ。」
「…なるほど。」

入所手続きを終えて、宿泊棟に向かって歩く。
10分ほど進むと、高いフェンスに囲まれたサッカーグラウンドがあった。
宿泊棟らしき建物は、そのフェンスと隣接する形で建てられていた。
ロッジというには現代的で、大きさも体育館の半分はあるように見えた。

「さあ、各自部屋に荷物を置いたら、ミーティングルームに集合だ。」
「「はい!」」

館内に入ると、部員たちは鶴田の指示の下、自分の部屋へ向かっていく。
入口すぐは、ホテルのロビーのように椅子やテーブルが並べられており、吹き抜けを作るように左右に階段が設えてあった。
部員たちの部屋は2階にあり、1人1部屋与えられている。
鶴田から事前に聞いた話によると、個別の実技指導に入った場合、それぞれの部屋で行為を行うことになるらしい。
そのため、どの部屋にもキングサイズのベッドと広めのお風呂が設置されている。
そんな裏事情を知らない部員たちは、それぞれ部屋に入るなり、嬉しい悲鳴を上げている。

「雪先生の部屋は、ロビーの左奥だよ。右奥が俺の部屋。ちなみに、間の通路の先には大浴場があるんだ。」
「それは楽しみです。じゃあ、私も荷物を置いてきますね。」
「ミーティングルームは、3階だから。全員揃い次第、始めるからね。」
「わかりました。」

部屋に入った雪は、事前に知らされていたとはいえ、部員同様の驚きを隠せなかった。
動画の中でしか見たことのないサイズのベッドは、不自然なほどにその存在を主張している。
確認のためにお風呂場も覗いてみると、大人が3人は入れるだろうという大きさで、洗い場の広さから考えても、ここで行為を行うことは明らかだった。

「なんだか、そういうホテルに来たみたい…。」

誰もいない部屋の中で、雪は一人呟いた。
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