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秘蜜〜蘭子の物語〜
第1章 秘蜜
いやらしく腰を振り、こう言った。

「はやくいれてください……」

だが男子生徒は満足しないといった顔で、蘭子にそれ以上のことを言わせようとする。

「どこに、なにをだよ。入れる場所もわかんねぇぞ」

ニヤニヤと意地の悪い男子生徒の表情に蘭子は泣きそうになった。言えない、恥ずかしい。でも言わないとしてもらえない。

蘭子は震える手で己の秘口をくぱぁっと開くと、泣き出しそうな声で懇願した。

「蘭子の……お、ま…んこに、おちん、ちんをいれてください……」

蘭子の言葉を最後まで聞き届けた男子生徒は昂ぶるペニスを一気に蘭子へと突き刺した。

「ああああっ!」

初めての、指で広げもしていない秘口は裂けるように痛んだ。それでも充分に濡れていたためか、挿入はとてもスムーズだ。

(痛い、痛いよ。気持いいなんて嘘じゃないっ)

蘭子の痛みなどお構いなしに腰をふる男子生徒に、蘭子は苦痛の声を漏らしながら耐えることしかできない。
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