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秘蜜〜蘭子の物語〜
第1章 秘蜜
「えぇ!? 絶対に嘘だよ。汚くて気持ち悪いだけじゃん」
「でもエッチな漫画とかでさ、あんあん言ってたりするのあるけど、あれって気持ちいいかららしいよー」
蘭子はようやく口を開いた。
「あんあん言うくらい気持ちいいの?」
「漫画とかだとね。実際はわからないけどさ」
気持ちいいんだろうな、と蘭子はその時思った。すでに薄れつつある記憶だったがビデオ店でみた女の人は男の人に乗っかられてあんあん言っていたのだから。
「でもさ、赤ちゃん作るのって大人になってからじゃん。うちらまだまだだよねー」
「そんなことないよ。生理になったら赤ちゃん作れるんだし。早い人だと中学生とかでエッチしちゃうんだって!」
「中学ってうちらもうすぐじゃん!」
ぎゃーと悲鳴にもならない声が女子の輪から響いた。嫌だ、一生しないと言った声が大半の中、蘭子は口にしないがこう思っていた。早くしてみたいと。
「でもエッチな漫画とかでさ、あんあん言ってたりするのあるけど、あれって気持ちいいかららしいよー」
蘭子はようやく口を開いた。
「あんあん言うくらい気持ちいいの?」
「漫画とかだとね。実際はわからないけどさ」
気持ちいいんだろうな、と蘭子はその時思った。すでに薄れつつある記憶だったがビデオ店でみた女の人は男の人に乗っかられてあんあん言っていたのだから。
「でもさ、赤ちゃん作るのって大人になってからじゃん。うちらまだまだだよねー」
「そんなことないよ。生理になったら赤ちゃん作れるんだし。早い人だと中学生とかでエッチしちゃうんだって!」
「中学ってうちらもうすぐじゃん!」
ぎゃーと悲鳴にもならない声が女子の輪から響いた。嫌だ、一生しないと言った声が大半の中、蘭子は口にしないがこう思っていた。早くしてみたいと。