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秘蜜〜蘭子の物語〜
第1章 秘蜜
生理が来たらセックスが出来る。蘭子は単純にそう思った。

そしてその生理は性教育の授業が終わったころに訪れた。

教科書を見ただけではどこから血が流れるのか分からなかったが、生理になってみて蘭子は初めてその場所を知った。そこはエクスタシーを感じた時に脈打つようになる場所だった。

(そんなとこに男の人のアレが入ったら……そんなの絶対に気持ちいい)

考えただけでもアソコがじゅんっとなる。

何か入れてみようか。そう考えた蘭子だったが、さすがにそれは怖かった。子供ながらにエクスタシーには貪欲だったが穴に何かを入れるなんて痛そうでもある。なにせ血が出るような場所なのだ。

蘭子はセックスに興味はあったが、痛いことは嫌なのでその機会があるまではいつも通りのオナニーを続けることにした。この頃の蘭子がハマっていたのはシャワーでのオナニーだ。あまり長時間風呂にいると怒られるのがネックだが、強弱をつけられるのがとてもイイ。
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