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恋蕾~レンライ~
第2章 あたしと美術教師と画学生。
あれから半年がたち、あたしは中学3年になっていた。

美術準備室には もう行っていない。

他の女生徒も来るようになってたし。

今はもう、うちのクラスの受持ちでもないしね。


本間先生とは たまに廊下ですれ違って

「また、準備室に遊びに来いよ。」
なんて言われるけど。

どうかなぁ。


タバコ辞めて、コーラでも用意してくれてるんだったら

行ってあげなくもないんだけどね。





岩崎先生は、、、、


あれから直ぐに、 何処かに引っ越してしまってた。

何にも言わずに


あの引戸にカギが掛けられてて それ以外の全てのドアもカギが閉まってて、、

ケータイの番号も聞かず仕舞いだったから


もう岩崎先生はここには居ないんだって
解った時は わんわん 泣いた。

泣いて 泣いて 泣いたんだけど、、。


それが自分でも、不思議なんだけど

3日も、したら ケロっと平気になっちゃってて。

うん。


調べようと思えば、先生が行ってた大学に聞けば判るかも知れないけど。


それも もう いいの。



なんて言うか



なんかね


また 五年後くらいにさ

街でばったり 出会ったり するほうが

面白いかなって。




あとね。


宝物もあるんだょ。


岩崎先生が 描いてくれた あたしの絵。

ありゃ、反則だよ。

あたしより可愛いんだもん。



今も 部屋に飾ってるよ



だからね



また  いつか


どこかで 会えるまで



バイバイ     岩崎先生。







ーfinー
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