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Dreams come true
第2章 夢は叶う・・
「いつ気づいてくれるかなぁって、期待してたんだ。
 大樹も私のこと女として好きになってくれたらなぁって。
 大樹に寄ってくる女子なんか跳ね除けて大樹に似合うのは私だって
 大声で言いたかった・・」

大樹はうんうんと黙って頷いていた。
その大樹の頭上にふっと視線をあげた。
陽が伸びて、まだまだ青い空が私たちを見下ろしていた。

「勇気が無くて言えないなら・・せめてずっと変わらず大樹と並んで歩きたかった。
 ぴったり寄り添ってもそれが自然だって思える間柄でいたかった・・なのに・・
 なによ、この間っから急に一歩引いちゃってさ!近い!とか言っちゃって。
 前はあんなことなかったのに・・だから私のこと・・うっとうしくなったのかなって・・
 避けられてるのかなって」

そこまで言ったら、突然涙があふれてきた。
泣いて、口が歪んで、何も言えなくなってしまった。
それ以上の言葉は、涙がすべてを口の中に押し込んでしまった。


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