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H☆学園 高等部
第5章 ●○体育の時間 2○●
美羽「何でもっ・・・ありません!」


美羽は必死で涙を堪えたが、溢れてきてしまった。

クラスの男子たちにいいようにされ、感じてしまったこと。
無理やりなはずなのに、まんざらでもなかったこと。
それなのにいざ入れられそうになったらすごく怖くなったこと。
間一髪で理事長が来てくれたことによって、こんなところで処女を喪失しなかった安心感・・・

いろんな感情がこみ上げてきてしまったのだ。


理事長は美羽の背中を優しくさすりながら優しい口調で話した。


理事長「何があったのかは知らないが、こんな学園に誘ってしまった私にも責任があるようだね。でも頑張って耐えてほしい。少しだけ辛抱してほしい。最初はツライかもしれない。でも時期にきっと慣れてくれる。一般的に見ると考えられない学園生活だと思うけど、これも日本の将来のために大切なことなんだ。分かってくれるね?」

美羽「はい・・・」


理事長は、美羽の頭を優しくなでた。


美羽「もう、大丈夫です。」

理事長「そうか。じゃあ授業に戻りなさい。」

美羽「はい・・・」


第一印象もそうだったけど、やっぱり理事長はめちゃくちゃかっこいい。
かっこよくて、スマートで、、、
まさに「大人の男性」という感じだった。

(どうしよう・・・ドキドキが止まらない・・・もしかして、私・・・)


この時、美羽は決めた。
これから先、いろいろ辛いことはあるだろうけど、この学校で最後まで頑張ること。


そしてもう一つ。

Hなコトはいろんな人からされるだろうけど、
処女は一番好きな人に捧げること。


美羽の心の中にはもう、その人がいた。
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