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H☆学園 高等部
第6章 ●○昼休み○●

玲奈「ところで2人に報告があってね、実は・・・良平と付き合うことになったんだ☆」

絵梨「あー!やっぱり!!さてはさっき保健室で何かあったな~??」

玲奈「ふふふ・・・そうね、良平とHしちゃった///」

玲奈が少し照れながら、嬉しそうに話す。


美羽「!!!!!」


美羽はビックリした。授業中に何やってるんだと。
まぁ美羽も人のことは言えないのだが・・・


玲奈「ところで美羽、この学園で過ごしたいなら、さっさと好きな人と結ばれるべきよ?」

絵梨「そうそう!特に美羽は処女でしょ?ここでは好きでもない人ともヤらなきゃいけない。そういう学園なの。女の子ってさ、初めてを大切にしたがるじゃん?だからさっさと初めてを誰かに捧げないと、わりきって授業も受けられないの。別に美羽がその辺に拘りがなくて、誰とでもいいって言うなら話は別だけど・・・」

美羽「いやっ!!!そんなの絶対ダメ!!!」


美羽は、初めては絶対に好きな人に捧げると決めたのだ。


絵梨「でしょ~??だから言ってるの!急がないと、どんどん授業は進んでいくんだからね。後悔しないように、さっさと初体験済ませるべきよ!」


絵梨の言うことはもっともだった。

玲奈「好きな人とか、気になってる人はいないの??」


誰か気になってる人とかいないの??」

美羽「そっ・・・それは・・・///」


美羽の脳裏に、理事長の顔が浮かんだ。


玲奈「あー!その顔!やっぱりいるのね~!!教えなさい!!!」

美羽「な、内緒!!!その時が来たら・・・言うよ・・・!」

絵梨「分かった分かった。そうと決まったら、即実行だからね!いい?」

美羽「はい・・・」


(どうしよう、好きな人が理事長だなんて、言えない。
そもそも、理事長とHだなんて・・・///
ありえない、ありえない!!
けど、好きでもなんでもない人に処女をあげるなんて、そんなのもっとありえない!!
私、どうしたらいいの・・・??)


美羽はそのあと、ずっと悩んでいた。
悩んで悩んで悩んで・・・出した結論。


美羽は放課後、こっそりと理事長室へ向かった。

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