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止められなかった…
第20章 更なる深みへ…
峻くんが向かった先は、『レストランカラオケ』。

受付を済ませ部屋へ向かう。

途中にドリンクバーがあるのを指差し

“後で一緒に来ようね~”

と振り返りながら楽しそうに言う。

峻くんはカラオケが大好きで、今まで少なくとも10回以上一緒に来た事があった。

2人きりは勿論始めてだ。

部屋に入り、一通りの事を済ませた後、2人揃って飲み物を取りにドリンクバーへ足を運んだ。


“あっ!!ゆなちゃんちょっと先戻ってて!!”


と言うと、受付へ向かって走って行き、男性店員と話をしている。

2人が同時にチラッとこっちを見たのが引っかかったけれど、私は言われた通りに部屋へ戻る事にした。

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