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止められなかった…
第24章 それぞれの感情…
『ブルルンッ!!』

車にエンジンがかかる。

私は素直に『話したからこれで帰れる…』と安堵していた。

それと同時に根本的な事に気づいた…

・・・・・・・

何で私がこんな責められるような言い方されなきゃならないの…?

確かにキッカケは私にも責任が有る…

子供じゃないし…そうなるかもって事は、何となく分かってた…

でも、その先の事は私だけを責めるのは、おかしいんじゃないの…?

・・・・・・・

とにかく家に帰ろう…

私は窓の外を黙って眺めていた。


…おかしい。
…違う。
…道が違う。
…何処に連れて行く気?

来た道を戻りながら、さっきの店を通り越し、車は走り続けた…



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