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止められなかった…
第24章 それぞれの感情…
そこまで話しても動きがない孝さんを見て、峻くんからのメールの所まで話が繋がらない内は、どうにもならないんだ…と、話を先に続けた。

“…次の日、家に峻くんが来て…レストランカラオケ行ってご飯食べて……”

私は口を紡いだ…

察した孝さんは

“お前…まさかソコでも……”

その問いには答えず、私は先へ進む…

“その後…アパートに着いたら、峻くん部屋に入って…泊まったの…”

“は…?泊まった?…お前…泊めたの?”

“でも!!…部屋では何も無かった…”

孝さんの体が私の方を向く。

“オレ…戻るまで気ィ抜くなって言ったよな…先約って、今日も泊まるハズだったってワケかよ…”

“違うよ!…荷物置きっぱなしだったから…”

“ワケ分かんねー…”

再び車内は沈黙に包まれた…


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