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止められなかった…
第25章 寄り添う人…
遠ざかる車の音…

私はペタンとその場に座り込んだ。

足に冷たい感触…

そこには、コンビニで買ったお酒が4本袋に入ったまま置きっぱなしになっている。

私は、峻くんが飲むはずだったビールを手に持ち蓋を開けた。

美味しくないのは百も承知で一気に流し込む。

口の中が痛い…

喉も痛い…

それでも我慢して飲み続けた。

胃の中が熱い…

一本飲みきって、直ぐに次へと手を伸ばし蓋を開ける。

さすがに一気に飲むことは出来なかった…

それでも、一口一口無理やり喉に流し込む…

半分程まで飲んだ所で、酔いが一気に私を襲い出した…


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