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止められなかった…
第25章 寄り添う人…
タバコの火を消した所で、峻くんの動きが静止した。

直後、振り返って私を見るやいなや

“ゆなちゃん。…今日の晩ご飯オムライス作って~”

と突拍子も無い言葉を投げてきた。


“…何で?”

“ん?オムライス好きなんだ~俺♪”

“好きなんだ~…って…”

と、時計を見て慌てる。
ノンビリと話している暇は無かった。

お互いにテキパキと身仕度をして玄関へ向かう途中、私はまた置きっぱなしになっている荷物に気付く…

“峻くん。荷物…”

“ん~?晩ご飯オムライス一緒に食べるじゃん”

“ホントに来るの…?”

私が問いかけると、包み込むような穏やかな笑みを浮かべ、頭をポンポンとしながら

“一緒に作ろうか♪”

と楽しそうに返事を返し、峻くんは一足先に会社へ向かった。


後を追うように車に乗り込んだ私の耳には
『トクントクン』
と心地良い胸の音が鳴り響いていた……



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