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止められなかった…
第12章 鋭い視線…
二階の部品置き場は、天井までの棚が部屋の入り口から奥まで8列並んでいて、棚には箱がビッシリ詰まっているから…
完全な死角………

何とか持ち場を変えないと…


私は口を開いた。


“あの…あたしと雪さんで二階やってもいいかな……”


峻くんの顔を見る…

私が必ずこう出るだろうと分かったいたのだろうか…
峻くんは即座に答えを出す…


“雪さんは窓口業務もあるから二階は無理でしょ?オレとで我慢してね~”


それだけ告げると、必要なモノを確認し、峻くんは二階へ上がって行った…。


“ほらっ!ゆなも早く行きなよ~!孝さん居ない分倍頑張らないと終わらないよ~!”


雪さんもサッサと持ち場へ向かう…。


行きたくない…
でも行かなきゃ…


重い足取りで私も二階へ向かう。

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