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女医の診察日誌
第2章 週に一度の疼き
「では、ベッドで診せていただけますか」

 院長の診察が終わると、看護師長の真由美が入れ替わるこ

とになったが、勇次は真由美がいつも治療時に履いている、

薄いビニール製の治療用の手袋を着けていないのを目敏く

見つけていた。

 真由美は、前の週に、勇次がここへ初めて来た日から毎夜、

勇次を思い浮かべて行うオナニーの際、勇次の立派なペニス

を直に握っている場面や、それで突いてもらっているような

シーンが出てきていたので、今度治療に来たら、生で触って

みたいという衝動に駆られていたので、わざと手袋を着けず

に素手で感触を味わうことを実行することにしていた。

若し院長に見つかり、指摘されたら”ごめんなさい、うっか

りしていました”と謝ればいいわ、”まさか男性である、太田

さんは素手で触っても、喜びさえしても怒る筈が無いよね”

と考えていたのである。
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