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女医の診察日誌
第12章 訃報の後に
「ありがとう、今の言葉を聞いて、安心したわ、実は、バツ
イチなんてお断りと、云われないかと心配していたのよ」
「そんなこと言う筈が無いよ、分かってないんだな~君は、
・・・それより、理恵の方こそ、こんな僕で良いのかな?」
「私は、この世の中で、一番愛しているのは、貴男なのよ、
貴男とこんな関係になってから、ずっと願っていたの、この
人と生涯一緒に暮らせたら、どんなに幸せな事だろうと、
その願いが今実現しようとしているのに、良いに決まって
いるじゃない」
「でも当分の間は、控えめに行動しないと、あの院長は、ご
主人が居る時から不倫していて、死んだ途端にその相手と
一緒になったようだとか、要らぬ噂が立つからね」
「当分の間とは、どれ位の期間なの?」
「お父様の様子を見ながら、まぁ2~3年位を覚悟していな
ければ、いけない様な気がするよ」
「それは、長すぎない?」
「その間は、遠くで会えば良いじゃないか」
「今までと同じようにすれば良いのよね?」
イチなんてお断りと、云われないかと心配していたのよ」
「そんなこと言う筈が無いよ、分かってないんだな~君は、
・・・それより、理恵の方こそ、こんな僕で良いのかな?」
「私は、この世の中で、一番愛しているのは、貴男なのよ、
貴男とこんな関係になってから、ずっと願っていたの、この
人と生涯一緒に暮らせたら、どんなに幸せな事だろうと、
その願いが今実現しようとしているのに、良いに決まって
いるじゃない」
「でも当分の間は、控えめに行動しないと、あの院長は、ご
主人が居る時から不倫していて、死んだ途端にその相手と
一緒になったようだとか、要らぬ噂が立つからね」
「当分の間とは、どれ位の期間なの?」
「お父様の様子を見ながら、まぁ2~3年位を覚悟していな
ければ、いけない様な気がするよ」
「それは、長すぎない?」
「その間は、遠くで会えば良いじゃないか」
「今までと同じようにすれば良いのよね?」