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女医の診察日誌
第5章 天 使 № 2
そうして真由美は、一糸纏わぬ素っ裸となった。

「こんなに明るいところで、大好きな人の前だし、恥ずかしい
わ、勇次さん」

「良いじゃないか、僕も全部脱ぐから、お互い様だよ、その間に
脱いだものが皺になるといけなので片付けたらいいよ」

 真由美は、自分の身に着けていたものを片付けながら、勇次

が脱いだ、ポロシャツと、ジーンズも片付け、最後のトランク

スを待っていて、それを手渡された時、” 冷たい!!“と感じ

ていた。その感覚は彼の我慢汁だと分かっていたが口には出さ

なかった、 それから、素っ裸の二人は無言で向き合い、お互

いにこれから始まるであろう、淫らな行為を想像してなのか、

目を潤ませて、どちらからともなく抱き合い。そして、口づけ

をし、最初は柔らかくしていたが、次第に激しくなり、お互い

が、交互に舌を差し入れ、舌を絡め合い、お互いの唾液や、涎

さえも吸い合い、その時の二人は、人ではなく、完全に、雄と

雌になりきっていたのである。
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