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竹取物語~月,夜桜いとすばらしゅうていたり~
第1章 元光る竹なむ一筋ありけり

おじいさん宅に着くと、おばあさんが出迎えてくれた。

「あらまぁ、あなたその女の子どうしたの?」

こうおばあさんに訊かれたおじいさんは、


「今日も散歩に行っていたら、元の光る竹が一本だけあってねぇ、気になったから切ってみたらこのこが出てきた。震えていて可哀想に思ったから連れてきてあげた。」


こう答えた。

心優しいおじいさんだという事がわかってよかった。
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