この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
禁断背徳の鎖・絡み交錯する運命の赤糸
第9章 女の葛藤


後悔していたって、授業は勝手に進む。


今日の授業が終わった途端、美紀はさっさと帰っちゃった、もち私にひとことの挨拶も無し。


友達になって、初めての事だと思う‥やっぱり凹むよ……



「・・桜・・」

「克己ぃー!」


終業後に漸く声を掛けて来た克己、でも流石に渋い顔。



「なんであんな事したワケ??」

「・・・気になったから・・」

「気になってもさー
人の携帯、覗き見すんのはなー」

「うん、分かってる…
私が悪い……」

「・・はぁ…
分かってんなら、様子を見て謝れよ」

「うん・・・」


克己に言われなくたって分かってるよ、だけど美紀が聞いてくれるかどうか……


私はそっちの方が怖い。



「今日はどうする?」

「1人でブラつきたいな……」

「そっか…」


口数少なく、克己は私の頭をポンポンと叩いて、教室を出て行ってしまった。


多分、一達と遊びに行くんだろうなー


私は今日は1人で良い、みんなと連む気も起きない、何時ものクラブでも行ってパッと発散しよ。


うん、それが良い!!


そう思ったら即行動、私は鞄に物を詰め込んで、教室を飛び出した。






私も美紀と同じ、駅で着替えと化粧、そして邪魔な鞄はロッカーにポィ。


そして、何時ものあの場所へと遊びに繰り出す、途中ナンパ男でも居ないかなぁと思ったケド、そろそろ寒い時期に入るんで、人影もまばら。


誰にも声を掛けられる事無く、私はクラブに到着。


もう、こんな可愛い子が1人で歩いてるのにー!


はっきり言って、私は背が小さい、まだ155センチ程度…
本当は美紀みたいな体型に憧れているのに、私の身長は伸びないまま。


/416ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ