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禁煙チュウ
第1章 はじまり
「買ってきます? 飴」
「んー、いや、いいよわざわざ」
「もう今夜中になくなりますね」
「うん……酒でごまかすかな」

そう言うと宮田さんは冷蔵庫からビールを取って栓を開けた。
「え、いいんですか」
「いいよ、もう今日は終わり。『閉店』出しちゃっていいよ」

石井も飲め、とわたしの返事も待たずにもう一本ビールを開けてしまう。
時計を見ると深夜三時で、確かに今日はもうお客さんも来ないだろう。
わたしはドアの札を「CLOSED」にひっくり返して店内に戻った。


わたしがお客さん側のスツールに腰かけると、栓を抜いたビール瓶がドンっと目の前に置かれる。
「えーグラス……」
「めんどくさい、洗いもの増える」
「はーい」

わたしはしぶしぶ瓶に口を付ける。
瓶から飲むのってなんか苦手だ。口を離すときポンってなっちゃって恥ずかしいし。
女のそういうとこ意外に男は見てる、とか言う話をこの間常連さんと宮田さんがしていてさらに意識するようになってしまった。

向かいにいる宮田さんをチラっと見ると、ゴックゴックと喉を鳴らしてビールを飲んでいる。
あ、全然見てないじゃん……。
ゴクゴクと上下する喉仏が目に入る。瓶に押し当てられた唇の形も。
ああ、こういうの確かに見ちゃうなぁ……。
じんわり頬が熱くなる。

宮田さんははっきりいってわたしのタイプだ。
並んで立つとわたしの目線には宮田さんのがっしりした肩が見える。
少し目を上げると喉仏の目立つ首が、さらに見上げてやっと顔が見える。
背が高めなせいか、カウンターの中で隣に立つと圧迫感を覚える。
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